いけだのそらは、“大人も楽しい”子育てコミュニティ
保育士として、いけだのそらに関わっているしんちゃんです。
今回は、僕からみたいけだのそらを言葉にしてみようと思います。
タイトルの通り、いけだのそらをひとことで言うと
「"大人も楽しい"子育てコミュニティ」です。
そう感じる理由は次の3つ。
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理由1:みんなで見守る時間
「誰が誰の子供かわからない」
そう言われるほど、みんなでこどもたちを見守るのがいけだのそら。
自分の子に付きっきりじゃなくてもいいし、忙しい日常から少し離れてじっくり子どもと関わる時間にしてもいい。他の子や大人たちと関わる我が子を観察するといろんな気づきもある。
継続的に参加していると、他の子の成長も感じられるようになる。
それは、自分の子の少し先と少し前を見ているよう。いろんな子のいろんな育ちをみていると、この子はこの子でいいんだなぁと思えてくる。
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理由2:大人もやりたいことができる
こどもたちの姿や興味から活動が決まることもあるけど、同じくらい大人の「やってみたい!」も活動に盛り込まれるのがいけだのそら。
「味噌つくりたい!」とか、「畑やりたい!」とか、「山登りたい!」とか「ブッシュクラフトやりたい!」とか。いろんな活動があるけど、「自然の中で」とか「こどもに強制しない」とか、ベースには同じ価値観がある。
大人が自分の「やりたい!」に正直だから、こどもの「やりたい!」を尊重できる。好奇心できらきらしてる眼差しは、大人こども関係なく尊い。
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理由3:いろんな役割がある
いけだのそらに“お客さん”はいない。
準備や片付けもそこにいるみんなでやる。こどもと同じ目線で積極的に遊んでくれるひともいるし、ご飯の準備や片付けなど、裏方を率先してこなしてくれるひともいる。
役割があると、ここにいていいんだという実感と一緒にこの場つくっている感覚を共有できる。
何かお願いするときに、大人はつい遠慮しちゃうときもあるけど、こどもたちは人と人をつなぐのがすごく上手。
最初は気を使うかもしれないけど、慣れてきたらどんどん味わい深くなるのがいけだのそら。
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結論:こどもと同じ目線で
大人たちが自分のやりたいことを素直に楽しんでいる姿は、こどもたちにも自然とやりたいことに向かう雰囲気をつくりあげる。
子育てをしていると、ついついこどものためといろいろ手や口を出したくなっちゃうけど、大人自身が自分の人生を楽しむことがなによりも、こどものお手本になるんじゃないかな。
「“大人が楽しい”コミュニティ」というのは、決してこどもを置き去りにしているわけじゃなく、こどもと同じ目線で、同じ方向を向いて歩んでいく、そんな関係性を大切にしているということなんだと思う。
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